中学校の実質授業時間が、25年前の半分以下に減少していることを考慮すれば、
現在の英語公教育が不十分であることは想像に難くありません。
また、"ゆとりある教育"の影響によって、英語の授業が過3時間に削られてしまって以来、
中学生の英語の平均的学力は大巾に低下しました。その現状の下、現在の中学生は、
高校入試にも対応でき、更に、英会話能力まで求められているのです。
こうした中で、個人の努力差によって、学力の二極化現象が出現しています。
中高一貫校が、英語教育に充分な時間を割いている一方で、
公立中学の英語授業は学校行事等で浪費される時間数を除けば、
週2時間強ではないでしょうか?公立中学在籍生徒が、
公教育のみで英語をマスターすることは至難の業です。
その具体例を記述しましょう。
公立中学1年生全体で、この関門を難なく通過できる生徒は、
上位の約2割(このグループが最後までトップ集団を形成)に過ぎません。
残りの生徒は、何らかの形で躓いてしまいます。次の3割は、
塾等で繰り返し学習することによって、1年生の内に何とか修復することが出来ます。
残る半分の生徒は、中学2年生と3年生の2年間に渡って、
この初期の躓きの影響を受け続けます。この内の半分の生徒は、
2年間かけてなんとか修復できるのですが、半分の悪銭苦闘組は、
中3までその影響を残したまま、修復できずに、中学校を卒業することになります。
中学生1年生の夏休みを過ぎた頃(中1教科書を3分の1程学習し終えた頃)、
be動詞・一般動詞・肯定文・否定文・疑問文・3人称単数の"s"などが混用され始めます。