★ 塾・大手&中小予備校比較 ★

授業と言うサービスを生徒に提供すると言う意味では塾も予備校も何ら違いはありません。 しかし、予備校が、あらゆる人に多品種多量の商品を販売するデパート・スーパーと同様であるのに対して、 塾は、ターゲットを絞り、商品構成を限定し、 その道の真の専門家が良質な商品とサービスを提供するブティック(専門店)のようなものであることに違いがあります。



● 大手予備校は、デパート

デパート・スーパーにそれぞれ特徴があるように、予備校にも特徴があります。 日本橋の三越・高島屋、新宿の伊勢丹のように、老舗であらゆる講座を取りそろえているのが、 全国展開している三大予備校です。その特徴は、規模のメリットを生かしたものです。具体的には、
  1. あらゆる講座の設置
  2. 衛星授業の実施
  3. 全国規模の模擬試験の実施
  4. 書籍の出版
  5. 入試情報の収集分析
です。

しかし、大規模であるが故のデメリットも見過ごせないことに注意が必要です。前述したことのほか、

  1. 対象としている人数が多いが故に、一人ひとりの生徒のニーズを十分満たすことができず、 最大公約数的な授業サービス等の提供になってしまっていること
  2. 講師数に比例して、均質な授業を提供することが困難になっていること (だからこその衛星授業なのですが、衛星授業にも前述のような問題点が残っています)
  3. 受験相談・指導も小回りが利かず、全てマニュアルに則った指導に終始していること
  4. 浪人生を対象とすることが本業であるため、現役生に対する対応は全て浪人生の後回しにされること (講師も、一軍は浪人生を対象に、現役生には一軍の一部と二軍・三軍が対応しています)
等の問題を抱えています。

この事から、三大予備校の本部的教室のみ行く価値があり、それも行くことを本当にお勧めできるのは、 東大・一橋・東工大・早慶上智を現役で狙える生徒についてのみです。

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● 塾は、ブティック(専門店)

では、ブティック(専門店)である塾はどうでしょうか。ブティックの品揃えが、ターゲットを絞り込んだ、 限定された商品構成であることと同様に、塾も、それぞれ千差万別です。 良心的で生徒のニーズを巧く汲み上げる塾もあれば、塾長の時代遅れで偏見に満ちた理念を中心に据えて、 それを押し進めている塾もあります。又、たとえ良質な授業とサービスを提供している塾であっても、 生徒のニーズやフィーリングとマッチしない場合もあります。気に入った専門店を見つけるまでは大変ですが、 自分のお気に入りを見つけたら必ずその商品については、そこに行って購入したり、相談することでしょう。 同様に、高校1・2年生の間に、沢山の塾の授業を無料で見学させてもらって、 自分にマッチした塾を見つけることが大切です。良心的な塾の授業は、予備校以上に生徒のニーズにマッチし、 三大予備校のデメリットとして挙げた点を全て解決しています。 そして、小なるが故にできないサービス(受講者の少ない科目の授業・全国模試)は、 大手予備校の情報を広範に集めることによって、 予備校の受講する価値のある講座・レベルのあった講座を塾生に情報提供したり、 全国模試を利用することによって解決しています。

● 中小予備校は、スーパー・コンビニ

最後に、中小予備校について簡単に言及しておきましょう。三大予備校が老舗のデパート、 塾がブティック(専門店)であれば、中小予備校はスーパーやコンビニに近い存在だと考えられます。 三大予備校と塾の中間的形態であるため、一部にはそれぞれのメリットを取り入れていますが、 ほとんどの中小予備校は両者のデメリットばかりが露呈しているようです。具体的には、 講師は大手予備校との兼任 (兼任の場合、大手予備校で行う授業と中小予備校で行う授業に雲泥の差がある講師もいます)もしくは天下り。 プロではない技術の低い大学院生講師(採用試験として、VERITASで模擬授業をしてもらうと95%は、 採用レベルにさえ達しません)を多用していることなどです。




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